パーソナルトレーナーとして働いていると一度は、自身でパーソナルジムを開業したいと思った事があるのではないでしょうか?
しかし、ゼロから独自にジムを開業するには高額な初期投資や集客の難しさがあり、ハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
そんな中、リスクを抑えつつ成功しやすいビジネスモデルとして注目されているのが、パーソナルジムのフランチャイズ加盟です。
フランチャイズに加盟すれば、既存のブランド力を活かして開業できるだけでなく、経営ノウハウや集客支援、研修制度などの手厚いサポートを受けながらパーソナルジムを運営できます。
しかし、「フランチャイズ加盟って本当に儲かるの?」「初期費用やロイヤリティはどのくらいかかる?」
このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
この記事では、パーソナルジムのフランチャイズ加盟の仕組みやメリット・デメリット、費用、収益モデルまで詳しく解説します。
これからパーソナルジム開業を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
本記事の信憑性

- ダイエットブログ管理者
- パーソナルトレーナー歴6年
- 200名以上のダイエット・ボディメイクをサポート
- パーソナルジム経営者
こんな方におすすめ
- 個人でパーソナルジムを開業したい人
- 既存のジムオーナーでフランチャイズ加盟を検討している人
- 未経験からフィットネス業界に参入したい人
パーソナルジムのフランチャイズとは?

パーソナルジムのフランチャイズとは、既存のパーソナルジムブランドに加盟し、そのブランドのノウハウやサポートを受けながら開業・運営するビジネスモデルです。
個人でゼロからパーソナルジムを立ち上げるのとは異なり、知名度のあるブランドを利用できるため、開業初期の集客や運営リスクを抑えられるのが特徴です。
フランチャイズ加盟の仕組み
フランチャイズ加盟の流れは、以下のようなステップで進みます。
- 加盟申し込み・審査
- 契約締結
- 研修・トレーニング
- 店舗の開業準備
- パーソナルジムオープン
加盟することで、店舗の内装デザイン、トレーニングメニュー、料金プラン、集客戦略などを本部の指導のもとで進めることができるため、未経験者でも比較的スムーズにパーソナルジムを開業できるのが大きな魅力です。
フランチャイズと独立開業の違い
パーソナルジムを始める方法には、「フランチャイズ加盟」と「独立開業」の2つがあります。それぞれの違いを比較してみましょう。
項目 | フランチャイズ加盟 | 独立開業 |
---|---|---|
初期費用 | 高め(加盟金・ロイヤリティが必要) | 自由(費用を抑えられるが、ブランド力なし) |
運営ノウハウ | 本部が提供(経営・集客支援あり) | 自分で学ぶ必要がある |
集客 | 既存ブランドの力で集客しやすい | 自分でブランディングが必要 |
自由度 | ルールがある(価格設定・メニュー制限あり) | 自由に経営できる |
このように、フランチャイズはブランド力やサポートを活かしてスムーズに開業できる一方で、自由度が制限されるという特徴があります。
「未経験だけどパーソナルジムを開業したい」「安定した経営をしたい」という人にはフランチャイズがおすすめですが、「自分だけのブランドを作りたい」「独自のサービスを提供したい」という人には独立開業のほうが向いています。
パーソナルジムのフランチャイズ加盟のメリット

パーソナルジムを開業する際、フランチャイズ加盟を選ぶことで経営リスクや運営リスクを抑えながら成功の可能性を高めることができます。
ここでは、フランチャイズ加盟の主なメリットを詳しく解説します。
① 開業リスクを抑えられる
パーソナルジムを独立開業する場合、ブランド認知度の低さや運営ノウハウの不足が大きな課題となります。
良いサービスを思いついても開業初期は顧客に自社パーソナルジムの事が認知されていないので、集客が難しく売り上げを作る難易度が高いです。
また、パーソナルトレーナーとしての能力が高くても経営能力やマーケティング力が低いと集客がでません。
一方、フランチャイズに加盟すれば、すでに確立されたブランドの知名度と経営ノウハウを活用できるため、開業リスクを大幅に軽減できます。
- 既存のビジネスモデルを活用できる
- 経営ノウハウや成功事例を参考にできる
- ターゲット層に認知されているブランド力を活かせる
特に、未経験からジムを開業する人にとって、事業の成功率を高められる点は大きなメリットです。
② 集客やマーケティングのサポートが受けられる
独立開業の場合、集客のためにSNS運用、WEB広告運用、SNS広告運用、SEO対策などを自分でマーケティングを行う必要があります。
自身がパーソナルトレーナーとして活躍しながらパーソナルジムを運営する場合、実務からマーケティングまでやる事が多くなり経営の難易度が高いです。
しかし、フランチャイズに加盟すると、本部がマーケティングをサポートしてくれるため効率的に集客が可能になります。
- フランチャイズブランドの公式サイトやSNSからの集客
- SEO対策が施されたウェブサイトの提供
- 地域ごとのターゲットマーケティング
最近ではパーソナルジムが増えているので、業界的に集客合戦となっています。
なのでフランチャイズ加盟することでブランド力と本部のマーケティング支援が成功のカギとなります。
③ 研修やトレーナー指導の制度が充実
フランチャイズの多くは、ブランド名が使えるようになるだけでなくトレーナーの技術指導や運営に関する研修制度も提供してくれます。
なので、業界未経験者でも適切なトレーニング知識や接客スキルを学び、質の高いパーソナルトレーニング指導を提供できるようになります。
- トレーナー研修の実施(解剖学・運動生理学・指導法)
- 接客マナーやカウンセリングスキルの指導
- 経営・運営ノウハウの提供
「トレーナー経験がないけどパーソナルジムを経営したい」「人を雇った経験がないけどパーソナルジムを開業したい」という人でも、安心して開業できる仕組みが整っています。
④ 運営システムや機材のサポートが受けられる
フランチャイズ加盟すると、本部が店舗運営に必要な設備やシステムの導入を支援してくれます。
パーソナルジムは、高額なサービスなのでクレジットカードや分割を利用した支払いが多くなりますが、これらの決済システムは導入する為に審査があり開業初期は導入が難しい場合もあります。
- 予約管理システムの提供(オンライン予約・会員管理)
- 決済システムの導入サポート(クレジットカード決済・月額会費管理)
- マシンや設備の導入サポート(業務提携価格での購入可能)
これにより、スムーズな運営が可能になり、管理業務の負担を減らせるのもメリットです。
⑤ 収益モデルが確立されているため利益を上げやすい
フランチャイズの強みは、すでに成功しているビジネスモデルを活用できることです。
個人で開業する場合、価格設定やサービスの試行錯誤が必要ですが、フランチャイズでは実績のある価格モデルやプランをそのまま活用できるため、開業初期から利益を上げやすくなります。
- 月額会員制・チケット制などの最適な価格設定
- リピート率を高めるマーケティング戦略
- 売上データに基づく運営改善のサポート
成功実績のあるノウハウをそのまま活用できるため、黒字経営を目指しやすいのがフランチャイズの魅力です。
フランチャイズ加盟のデメリットと注意点

パーソナルジムのフランチャイズ加盟には多くのメリットがありますが、一方でデメリットや注意すべき点もあります。
フランチャイズ加盟のリスクやデメリットを理解し失敗を防ぐためのポイントを解説します。
① 加盟金やロイヤリティの負担がある
フランチャイズに加盟する場合、初期費用として加盟金を支払う必要があります。
また、パーソナルジムの売上に応じて月額のロイヤリティ(本部への支払い)が発生するため、独立開業と比べて初期費用や毎月の経費が増えてコスト負担が大きくなることがデメリットです。
フランチャイズにかかる費用
- フランチャイズ加盟金
- 毎月のロイヤリティ
- 広告の協力金
- システム利用料
フランチャイズに加盟してパーソナルジムを開業する前にパーソナルジムの開業費用とフランチャイズ加盟金などの初期投資とランニングコストのバランスを考え投資額がどのぐらいで回収できて黒字化するのかをシュミレーションしましょう。
特にロイヤリティが高すぎると売上が上がっても利益が少なくなる可能性があるため事前にしっかり確認しておきましょう。
② 運営の自由度が低い
パーソナルジムを開業し独立する事で一番のメリットは、自由に運営が出来る事ですがフランチャイズに加盟すると、本部のルールに従って運営しなければならないため独自の経営スタイルやオリジナルのトレーニングプログラムを導入しにくいというデメリットがあります。
雇われのパーソナルトレーナーよりは自由度が高いですが、自分で開業するトレーナーやフリーランスのトレーナーと比べると自由度が低いです。
よくある制約事項
- 料金設定の自由がない(価格変更ができない)
- サービス内容の変更が不可(独自のメニュー追加が難しい)
- 広告やキャンペーンの制限(本部のルールに従う必要がある)
フランチャイズに加盟してパーソナルジムを開業する前に運営ルールや提供するサービス内容の自由を確認し自分の理念と合わない場合、他のフランチャイズを探すか自分で独立する事も検討しましょう。
「自分のオリジナルブランドを作りたい」「自由にメニューや料金を決めたい」という人には、フランチャイズは不向きかもしれません。
③ サポート内容が期待と違う場合がある
フランチャイズ本部によっては、開業前の研修やマーケティング支援が充実していないケースもあります。
「サポートが充実していて安心してパーソナルジムを運営出来る」と思って加盟したものの、実際には集客や経営ノウハウの提供が不十分だったというトラブルもあります。
サポートが弱い特徴
- 開業前の研修が短期間で内容が薄い
- マーケティング支援がほぼなく自分で集客する必要がある
- 問い合わせても対応が遅い、またはサポートが不十分
パーソナルジムの加盟金を支払い加盟契約するとサポート内容が期待と違っても契約を満了するか高額な違約金を支払い契約解除する必要があります。
説明会や面談の段階からしっかりとどのようなサポートを受けられるのか確認しましょう。
フランチャイズ本部によって支援の質に大きな差があるため、複数のフランチャイズを比較検討することが重要です。
④ 契約解除や撤退が難しい
フランチャイズ契約は、多くの場合数年間の契約が義務付けられているため、途中で辞めたくても簡単には解約できないケースが多いです。
また、途中で辞めれても契約解除時に違約金が発生する場合もあります。
解約・撤退時のリスク
- 最低契約期間(3年・5年など)がある
- 違約金や契約解除のペナルティが発生することがある
- 撤退後もフランチャイズブランドの名称を使用できない
「思っていたより利益が出なかった」「フランチャイズ本部のサポートに不満がある」といった理由で撤退を考えた際、簡単には辞められないという点は事前に把握しておきましょう。
パーソナルジムのフランチャイズ加盟にかかる費用

パーソナルジムのフランチャイズ加盟には、以下のような初期費用と運営費用がかかります。
① 初期費用の目安
フランチャイズに加盟する際、開業時にかかる初期費用の内訳を知っておきましょう。
項目 | 費用の目安 |
---|---|
加盟金 | 100万~300万円 |
保証金 | 50万~200万円 |
物件取得費 | 100万~200万円 |
店舗内装費 | 100万~200万円 |
設備費 | 100万~150万円 |
広告宣伝費 | 50万~100万円 |
合計 | 500万~1,150万円 |
加盟金とは?
加盟金は、フランチャイズ本部のブランド使用料やビジネスモデルの利用料として支払います。
ブランドによって異なりますが、パーソナルジムの場合、100万円~300万円程度が一般的です。
初期費用の変動要因
パーソナルジムを開業するエリアの立地によって物件取得費や広告宣伝費が大幅に変化します。
パーソナルジムなので、複数のマシンを置くケースは少ないですがパワーラックやスミスマシンはメーカーによって金額が大きく変わるので設備費は変動します。
② 運営費用(ランニングコスト)
パーソナルジムを運営するためには、月々の固定費や変動費のランニングコストも考慮する必要があります。
項目 | 月額の目安 |
---|---|
ロイヤリティ | 売上の5~15%(または10万~30万円) |
テナント賃料 | 10万~30万円 |
水道光熱費 | 2万~5万円 |
スタッフ給与 | 30万~100万円 |
広告・集客費 | 5万~20万円 |
システム利用料 | 3万~10万円 |
合計 | 64万~165万円 |
ロイヤリティとは?
ロイヤリティは、売上の一部を本部に支払う仕組みです。
固定制(毎月一定額)と変動制(売上の◯%)があるので契約時に確認しましょう。
パーソナルジムの収益モデル(シミュレーション)

フランチャイズ加盟後に利益を出せるかどうかは、想定される売上と運営費のバランスによります。
フランチャイズ加盟を決める前に収益シュミレーションを確認しどれぐらいの期間で初期費用を回収し黒字になるかを確かめておきましょう。
① 売上の目安
パーソナルジムの売上は、セッション数とセッション単価によって決まります。
月8回や16回コースなど顧客の支払い金額に応じて回数が受けられる形の場合、前払いとなるので実質のパーソナルジムの売上は「月のセッション数」×「セッション単価」で計算しましょう。
項目 | 計算例 |
---|---|
来店数 | 120回~150回 |
セッション単価 | 9,000円~15,000円 |
月間売上 | 108万~225万円 |
パーソナルジムによっては、こちらの他にプロテインなどの物販も売上に含まれてきます。
② 収益シミュレーション
売上から運営コストを差し引いた利益のシミュレーション例を見てみましょう。
✅ 売上が月150万円の場合
項目 | 金額 |
---|---|
売上 | 150万円 |
ロイヤリティ(10%) | 15万円 |
家賃 | 15万円 |
スタッフ給与 | 40万円 |
光熱費・広告費等 | 15万円 |
利益 | 65万円 |
✅ 売上が月200万円の場合
項目 | 金額 |
---|---|
売上 | 200万円 |
ロイヤリティ(10%) | 20万円 |
家賃 | 15万円 |
スタッフ給与 | 40万円 |
光熱費・広告費等 | 15万円 |
利益 | 110万円 |
このように、月200万円程度の売上があれば、月100万円以上の利益が期待できるケースもあります。
ただし、家賃やロイヤリティの割合によって利益が変動するためシミュレーションをしっかり行うことが重要です。
また、現在パーソナルトレーナーとして活躍している方は、フランチャイズ本部が集客面などをサポートしてくれるので自身がセッションを行い利益をさらに残すことができます。
最初は、自身がセッションを行いフランチャイズ加盟の店舗を増やすタイミングで完全オーナーとして経営する事もおすすめです。
黒字経営を続けるためのポイント

パーソナルジムのフランチャイズ経営で初期投資を回収し黒字状態で安定した利益を確保するためには、以下のポイントを意識することが重要です。
① 高単価メニューを導入する
パーソナルジムの売り上げは、「セッション数」×「セッション単価」で決まります。
1日の来店出来る人数が決まっている業態なので高単価メニューを導入しセッション単価を上げる事が黒字経営継続に効果的です。
その為には、トレーナーの営業スキルも重要なのでスタッフの営業スキルアップを図りましょう。
② リピーターを増やす施策を実施する
パーソナルジムは、固定費も他に広告費も大きな経費になります。
出来るだけ広告費を増やすためにリピーターを増やす事もおすすめです。
コース制のパーソナルジの場合、コース終了後に卒業する顧客が多いですが、サブスク制だとリピートする顧客が多い傾向にあるので出来るだけサブスクプランを販売する事が効果的です。
③ 固定費を抑える工夫をする
黒字経営で大切な事は、経費を下げる事なので家賃や人件費などの大きな経費をできるだけ下げる努力をしましょう。
家賃を下げる為には、立地選びが重要になるのでフランチャイズ本部と相談し、しっかりリサーチをしてから店舗を作る立地を選びましょう。
フランチャイズ加盟に向いている人・向いていない人

パーソナルジムを開業する際、フランチャイズ加盟が向いている人と向いていない人がいます。
フランチャイズのメリットを活かせる人もいれば、独立開業のほうが適している人もいるため、自分に合った選択をすることが重要です。
ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。
フランチャイズ加盟に向いている人
- 未経験でもパーソナルジムを開業したい人
- 早く軌道に乗せたい人
- 集客や経営の負担を減らしたい人
主にこのような方がパーソナルジムを開業する際、フランチャイズ加盟が向いている人になります。
1. 未経験でもパーソナルジムを開業したい人
パーソナルジムの運営経験やトレーナー経験がない人にとって、フランチャイズの研修制度や経営サポートは大きなメリットになります。
サービス業の中でもパーソナルジムは、特殊な業界になるので未経験で知識のない状態だと失敗するリスクが高いです。
未経験でも安心できるメリット
- 経営ノウハウや運営マニュアルを学べる
- トレーナー研修を受けて、プロとして活動できる
- 本部のサポートで開業リスクを減らせる
2.早く軌道に乗せたい人
0からパーソナルジムを開業すると、ブランドの認知度を高めるまでに時間がかかるため、地道なマーケティング活動をしたり大量の広告費を費やすなど集客に苦労することが多いです。
しかし、フランチャイズなら既存ブランドの知名度を活かして開業後すぐに集客が見込めるのが強みです。
早く軌道に乗せられるメリット
- 開業直後から一定の集客が期待できる
- 本部が広告やマーケティングをサポートしてくれる
- 成功事例に基づいた運営モデルでスムーズに営業できる
3.集客や経営の負担を減らしたい人
個人でパーソナルジムを開業すると、集客や経営をすべて自分で行う必要があります。
特に自身がオーナーとトレーナーの両方を担う場合、かなりのタスク量になります。
一方、フランチャイズでは本部のマーケティング支援や集客ノウハウを活用できるため運営の負担を軽減できるのがポイントです。
集客や経営をサポート
- 本部の集客ノウハウを活用できる
- 予約管理・決済システムなどの運営サポートがある
- 安定したビジネスモデルで経営リスクを抑えられる
フランチャイズ加盟に向いていない人
- 自分のオリジナルブランドを作りたい人
- 大きな利益を生み出したい人
- 初期投資を抑えたい人
- 途中で撤退する可能性がある人
主にこのような方がパーソナルジムを開業する際、フランチャイズ加盟が向いていない人になります。
1.自分のオリジナルブランドを作りたい人
フランチャイズは本部のブランドを使用するため、独自の経営スタイルやメニューを自由に決められません。
フランチャイズ加盟店毎に大きな変化を産まない為にサービスや店舗運営のルールが厳しく制限されている場合が多いです。
オリジナルのパーソナルジムを作りたい人にはフランチャイズ加盟は向いていません。
フランチャイズのデメリット
- ブランドの名称やロゴを自由に変更できない
- メニューや価格設定が本部のルールに縛られる
- 独自のマーケティング戦略を実施しにくい
2.大きな利益を生み出したい人
フランチャイズに加盟すると、毎月ロイヤリティが発生します。
売上の10%や15%がロイヤリティとなるので大きな経費が発生します。
また、パーソナルジムによっては本部が作っているプロテインなどの物販品を毎月必ず仕入れないといけないルールがあるので、ロイヤリティや物販品の仕入れが大きなりでも経費になり、大きな売り上げを作っても利益がなかなか上がらない可能性もあります。
パーソナルジムで大きな利益を上げたい人にはフランチャイズ加盟は向いていません。
フランチャイズのデメリット
- 毎月ロイヤリティがか発生する
- 物販品を毎月必ず仕入れないといけないルールがある
3.初期投資を抑えたい人
フランチャイズ加盟には、加盟金やロイヤリティの支払いが必要です。
初期費用を抑えて開業したい人にとっては、フランチャイズのコスト負担がデメリットになることもあります。
店舗毎の統一感を出すために本部が決めたマシンを導入しないといけない場合もあります。
フランチャイズのデメリット
- 加盟金(100万円~300万円)が必要
- 本部の広告費やシステム利用料も負担する場合がある
- 高額なマシンを導入する必要がある
低コストで開業したい場合は、独立開業や小規模ジムの運営を検討するのがおすすめです。
4.途中で撤退する可能性がある人
フランチャイズ契約は、多くの場合契約期間が決まってお、途中解約には違約金が発生する場合があります。
そのため、「うまくいかなかったらすぐに撤退したい」と考えている人には向いていません。
フランチャイズのデメリット
- 最低契約期間(3年・5年など)が設定されていることが多い
- 契約解除時に違約金やペナルティが発生する可能性がある
- 本部のブランドを使っていたため、撤退後の独立が難しい場合も
まとめ:パーソナルジムのフランチャイズ加盟で成功するために
パーソナルジムのフランチャイズ加盟は、未経験からでも開業しやすくブランド力や経営ノウハウを活かせるという大きなメリットがあります。
一方で、運営の自由度が制限されることや加盟金・ロイヤリティなどのコスト負担といったデメリットもあるため、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。
知識や経験、開業の目的や目標、性格からフランチャイズが向いてる人と向いていない人がいるのでフランチャイズ加盟は慎重に考えて行いましょう。